AWSでWordPressブログをはじめてみた

はじめに

awsを勉強として軽く触っていたのですが、1年間無料ということだったのでwordpressによるブログを開設してみました。その時に行ったことを軽くメモしました。

独自ドメインの取得 ~ wordpressの開設

基本的に以下の記事を参考に行いました。

katsuhiroblog.com

qiita.com

100webdesign.jp

参考記事の通り、行えば基本的に誰でもwordpressのブログを開設できます。

大まかな手順は以下の通りです。

1. 独自ドメインの取得

 今回は「お名前.com」を利用。

2. EC2インスタンスの起動

 AMIは、「AWS Marketplace」の「WordPress Certified by Bitnami and Automattic」を利用。

 また、インスタンスタイプは、1年間の無料利用枠対象の「t2.micro」を利用。

3. wordpressへログイン(確認)

 サーバが作成されたので、wordpressのadminでログインできるか確認。

4. Elastic IP の割り当て

 Route 53で独自ドメインインスタンスを結びつけるために、Elastic IPアドレスを取得しておく必要があります。

Elastic IPアドレスとは、特定のリージョンのAWSアカウントに関連づけられた静的 IPv4アドレスです。自動割り当てされたパブリック IP アドレスとは異なり、Elastic IP アドレスは Virtual Private Cloud (VPC) でインスタンスを停止および開始した後も保持されます。

EC2インスタンス起動後に得られる、パブリックIPv4アドレスを独自ドメインを結びつけることも可能です。 しかし、パブリックIPv4アドレスは、インスタンスを停止して再起動するたびに、値が変わってしまい、その都度、ドメインと結びつけるIPv4アドレスを変更する必要があるので、値が変わらないElastic IPを用いる必要があります。

なお、Elastic IPは「EC2 ダッシュボード」から割り当てることができます。

5. Route 53 で独自ドメインインスタンスの紐付け

お名前.comで取得した独自ドメインインスタンスを紐付けすることで、サイトにアクセスできるようになります。

このとき、「レコードを作成」でインスタンスのElastic IPを入力するのを忘れないように!!(自分が忘れていたのでw)

6. 独自ドメインwordpressにアクセス

最後に、取得した独自ドメインでブログにアクセスできるか確認してみます。何か間違った操作を行っていなければアクセスできるはずです。

まとめ

今回は、独自ドメイン取得からwordpressでブログ開設までを行いました。次は、セキュリティを強化するためにSSL化(httpからhttpsに)していきたいと思います。

参考

katsuhiroblog.com

qiita.com

100webdesign.jp

aws.amazon.com

C++ 環境構築メモ (Mac)

はじめに

大学の研究で普段,Windows PCでC++を扱うのですが,最近Macに買い換えて環境構築を行ったので,その時のことを軽くメモしました.

手順

基本は参考の記事に従って環境構築を行いました.

C++コンパイラにはClangとgccがあるようですが,今回はgccを選びました.

1. VSCode拡張機能をインストール

以下のものをインストール.

  • C/C++: コード整形,タグジャンプ,自動補完,InteiliSence機能
  • Visual Studio IntelliCode: 上と同じ.
  • code-runner: VSCode上でショートカット操作でshell scriptを実行

2. gccをインストール

terminalでbrewコマンドによりgccをインストール.

$ brew install gcc

3. path設定

インストール後,以下2つのコンパイラが同居している状態.

  • /usr/bin/g++ (clang)
  • /usr/local/bin/g++-10 (gcc)

-10の部分はversionによって異なるので注意(2021/4/9時点).

現状だと,g++コマンドを実行すると,以下のようにclangのコンパイラが呼び出される.

$ which g++
/usr/bin/g++

そのため,ln -sコマンドによりシンボリックを作成して,g++コマンドでgccコンパイラが呼び出されるようにする.

$ ln -s /usr/local/bin/g++-10 /usr/local/bin/g++

再度,g++コマンドの呼び出し元を確認して以下のようになればok. 変化がない場合は,terminalを再起動してみる.

$ which g++
/usr/local/bin/g++

4. コンパイル

code-runnerを用いてc++ファイルのコンパイルを行います.

4.1. code-runnerの設定

code-runnerをterminal上で実行できるようにするため,左側のExtensionタブを選択し,install済のCode Runnerを探す. Code Runnerの歯車のマークをクリックし,Extension Settingsを選択. 右画面に設定画面が出てくるので Code-Runner: Run In Terminalのチェックボックスを入れる

4.2. 動作確認

テストのため,以下のコードを作成.

#include <iostream>
using namespace std;

int main(){

    string name;
    cin >> name;
    cout << "Hello, " + name << endl;

}

control + option + n キーを入力すると,コンパイルされる.nameをterminal上で入力して,"Hello, "が出力されればok.

余談

なお,code-runnerは格言語(拡張子)に対して行う処理が規定されている.code-runnerの設定画面からCode-runner: Executor Mapを見ると,以下のようなcppに対応する処理が記載されている.

{
    "code-runner.runInTerminal": true,
    "code-runner.executorMap": {
        "javascript": "node",
        "java": "cd $dir && javac $fileName && java $fileNameWithoutExt",
        "c": "cd $dir && gcc $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt",
        "cpp": "cd $dir && g++ $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt",
        ~省略~
    }
}

上記より,内部では以下の処理が実行される.

cd $dir && g++ $fileName -o $fileNameWithoutExt && $dir$fileNameWithoutExt"

このコマンドでは以下の3つの処理を実行.

  1. ソースコードのあるディレクトリに移動
  2. test.cppをコンパイルし、実行ファイルtestを生成する
  3. 実行ファイルtestを実行する

補足

  • 参考した記事では,#include <bits/stdc++.h>を使えるようにするためには,上記以外にもやることがあるみたいだったのですが,今回の手順でも特にエラーは起きませんでした.

参考

qiita.com